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戦争に対抗する手段

 投稿者:Twelve Y.O.  投稿日:2011年10月11日(火)04時47分21秒
  通報 編集済
  対抗手段①「法則」を知っている。

其れでは、戦争プロパガンダに対して、私達はどの様に対抗すればいいのだろうか。戦争から日用品の広告に至るまで、ありとあらゆる領域で行われるプロパガンダ、情報操作に対して、私達はどの様な心構えでいたらいいのだろうか。

先ず、「10の法則」にある様なプロパガンダの法則を知っている、という事が大切だ。プロパガンダが、「此れはプロパガンダだ」と分かる形で行われる事は無い。密かに頭の中に忍び込む様に行われる。したがって、耳寄りな情報を聞いた時に、丸ごと信じ込む事はしないで、自分なりにチェックした方がいい。法則はチェックする時の手掛かりになる。少々品の無い例えであるが、ドロボーの手口を知っていれば対策が立て易い。少々古めかしい表現であるが、「敵を知り己を知れば、百戦危うからず」である。例えば、法則の⑩に「この正義に疑問を投げかける者は裏切り者である」とある。対外的な緊張が高まる時に、反対する者を「非国民だ」とか「愛国心が無いのか」と非難する声が高まる。選挙の様な政治的な戦いの時も、反対する者は「改革に対する抵抗勢力だ」と一括りにして押し切る。

法則⑩を知っていれば、この様に「敵」を非難する方法は、プロパガンダの定法である事が分かる。そんな視点で情報をチェックする事で、簡単に乗せられて後悔する愚を避ける事が出来る。法則を知っている事は、謂わばプロパガンダに対抗する為の、自分自身の関所を持っている様なものだ。

然し、ただ法則の文言を知っている、というだけでは些か心許無い。知っていると、理解していると、納得して理解している、とでは違う。つまり、裏付けとなる歴史上の出来事に付いての知識が無いと、あまり実際の役には立たない。私達日本人は他の国々の国民に比べて、客観的に見て自国の歴史に知識に乏しい。特に明治時代から現在までの近代史、現代史をきちんと学んでいない。この期間に、日本は3回の戦争を経験した。3回の戦争で行われたプロパガンダには、此処では詳しく触れないが、「10の法則」に当てはまる史実に溢れている。明治以降の歴史を集中的に学ぶ。一度は挑戦して良い事だと思う。

対抗手段②数字と予測は不確実

統計資料のデータ、数字は重要だ。インターネットを利用すると、多くのデータを手軽に入手できる。便利な時代の恩恵を存分に利用してゆくのは良い事だ。例えば、戦争では武器弾薬、物資の輸送する為に自動車が不可欠だが、対米戦争を始める前の日本の自動車生産量はアメリカの数百分の一に過ぎなかったという。自動車は技術水準、工業生産力の水準を物語る。其の差を冷静に判断すれば、「日本兵は勇敢だ」、「成せば成る」、「神風が吹く」とか、実体のない精神主義で無謀な対米戦争に突入する選択肢はなかっただろう。

「10の法則」の①と②に有る様に、「我々は戦争をしたくない」、「しかし、敵側が一方的に戦争を望んだ」ので止むを得ずに開戦したなど、まるで戦争は人智を超えた宿命であるかの様に主張する人がいる。本当は、宿命ではなく選択の結果である。敗戦は、精神主義で判断を誤った選択をした結末なのである。

然し、統計データは大切だが、同時に統計とは不確実なものという事も、また大切なポイントだ。統計の数字は、かなり意図的に変える事が出来るからである。

東京都足立区は小学校で独自の学力テストを行っている。この7月、区内の或る小学校で、校長の指示により平均点を下げる障害児の成績をテスト成績の集計から除外した事が発覚した。其の小学校の成績は、2005年度、区内72校中44位だったのが、除外する事で2006年度は目出度く第1位になったそうである。

本来の狙いは別として、テストの結果から学校間の序列が明らかになる。学校の当事者としては、成績が悪ければ良くない学校、ひいては無能力な教師のいる学校とみなされ、予算配分にも影響が出るかもしれないと考える。競争が強調される社会になってきただけに、この懸念は頷ける。それにしてもオソマツな事件といえるが、この例の様に、統計の数字は一般的には操作可能なものであり、一面の真実を示してはいるが、見方を変えれば不確実なものなのである。

コンピューターによる予測となると尚更である。使用する変数を変える事で予測結果は如何様にも左右出来る。という事は、予測する当事者にとって望ましい結果を得る事が出来る訳だ。下請けの会社は顧客の希望に合わせた「予測」を提供する事で利益を上げられる。更に、スーパーコンピューターによる予測、というと、殆ど神様の指し示す未来の様に思われがちだが、実際は違う。カタカナの数が増える程権威が増す様な錯覚があるが、出てくる結果は其の分、曖昧と見て良い。統計や予測の数字は、尤もらしいが、実はかなり意図的で不確実と知っていた方が良い。

対抗手段③多様な側面から考える

プロパガンダは慨して一つの側面を殊更に強調する。単純化して、出来る限りワンフレーズに絞込み、繰り返す。此れに対抗するには、複雑だし分かりにくい弱点があるものの、物事を多様な側面から見る事である。大体人間社会の事柄で、単純な事など有り得ない。人間の数だけ意見があり、利害関係が入り組んでいるからだ。

少なくとも6つくらいの側面から考えてみたい。「10の法則」の④は「我々は領土や覇権の為ではなく、偉大な使命の為に戦う」此れは政治的側面を強調しているに過ぎない。例えば、経済的側面から、イラク戦争を見れば、経済社会を支えるエネルギー源の、其の中心である石油資源の利権確保が透けて見えてくる。

科学技術の側面を無視できない。戦場で使用されるステルス攻撃機から偵察衛星、兵士が暗闇に潜む敵を見つけられるという赤外線暗視装置に至るまで、軍事科学技術の枠が駆使されている。技術テストの場、高価な製品を大量消費する事から、戦争の経済効果、は無視できない。其れを歓迎する者がいる。

国際的側面がある。国際世論を作る為のメディア対策としての側面がある。多国籍の同盟軍を構成する為に欠かせない理由付けである。環境影響がある。戦争は最大の環境破壊である。勝利する事が最優先だから、大気汚染、水汚染、大地の汚染劣化ウラン弾に因る放射能汚染・・・など、長期間に亘って多数の人命と健康、自然の生態系を損なう。

不通の人々の立場、という側面もある。連日の様に、市街地で行われる戦争で、無防備の市民が犠牲になったというニュースが伝えられている。この現実に対しては、政治プロパガンダは殆ど説得力を持たない。

政治、経済、科学技術、環境、国際関係、普通の人々。少なくともこの様な6つの側面から考えてみれば、プロパガンダというような「正義」の危うさが良く分かる。

防衛省の初代大臣であった久間章生防衛相が、「原爆投下はしようがない」という信じられない発言をして、辞任に追い込まれた。アメリカがソ連をけん制する為に原爆投下したという説に基づく発言だったらしいが、それにしても原爆投下に関する多くの側面の中の一側面の、其の又一部に過ぎない説を元に発言するセンスには、あきれる他は無いアメリカの代弁をしたのだったら、事アメリカに関する限り思考停止状態に有る事を明らかにしたと謂える。

対抗手段④選挙にはきちんと参加する

普段からトレーニングしていないと、イザという時、力が出ないのは、プロパガンダに対抗する時も同じである。どうしたら「普段の練習」が出来るだろうか。其の一番いい機会は、選挙である。選挙になると、政党や候補者がマニフェストを発表する。具体的な政策を数値目標を掲げて選挙民に示す趣旨である。項目を並べただけの内容的には不十分なマニフェストがまだ残るが、次第に定着して来た様だ。

マニフェストは、或る種のプロパガンダである。そこで、内容を自分なりにチェックして、本当の所実現可能な政策なのか、単なる票目当ての美辞麗句なのか。真偽を自分なりに考えてみる材料として、大変都合が良い。又、新聞紙上の候補者や政党の広告には、推薦人として有名人が名を連ねている。「10の法則」の⑧、「芸術家や知識人も正義の戦いを支持している」を実行している事が分かる。私達は、候補者の政見放送や選挙公報、ポスターを見て考えて投票する訳だが、投票する前に候補者をきちんとチェックする事は、プロパガンダに対抗する上で、最も効果的で実利的なトレーニングになる。

一人で結論を出すのが手に余る時には、他の人に意見を聞く、討論する事が大切だ。其の時、「他の人」が信頼できる人である事が重要で、自分なりに信頼できる人を見つけておく事にも気を配りたい。

抑、情報とは、人間が発するものである。或る対象に付いて、人間が五感を通じて得た感覚を主に言語にして伝えるものが「情報」である。したがって、情報には常に人間が絡んでいる。つまり、送り手の脳細胞が記憶や推理を駆使して意味付けをしたものが情報で、受け手は其れを受け取っているのである。其処で、送り手が信頼できるかどうか。其れが決定的である。信頼できる人が、直接の知り合いであれば言うことは無い。著書、TV、新聞紙等、メディアを通じても、アンテナさえ張っておけば信頼できる人を見つける事は出来る。好奇心を忘れない精神の若さと、アンテナに錆が出ない様に繕っておくメンテナンスが大切、という事である。

対抗手段⑤やはり、「知は力なり」

イギリスの政治家で哲学者だったフランシス・ベーコン(1561~1626)は、「知は力なり」という名言を残した。当時とは時代背景が違うし、意味する内容も異なるが、それでも現代に通用する言葉である。プロパガンダに対抗する為の最も有力なパワーは、やはり「知は力なり」なのだ。

謂うまでも無い事だが、「知」を身に付けるのは学校教育だけではない。およそ常識と考えられる事は総て「知」といってよい。その意味では、豊な常識を持つ様努める事に、日頃から焦らず弛まず「知」を積み上げる様努める事に、此れで十分という終着点はない。長寿命の時代だが、それでも生涯の努力目標といってよいだろう。

更に付け加えれば、「知」の原点とも言えるが、自分が最も大切にする価値観も大切に思う。

例えば、コスタリカの人々の様に、多様性の尊重という価値観を持つ事は素晴らしいと思う。生物の多様性から文化の多様性まで、一人一人の生命、個性を大切にする社会は、プロパガンダに対する免疫力、防衛力にある社会である。

私といえば、未来社会の代理人でありたいと努める事を、私の価値観として生きたいと思う。小出五郎                            08/15 11:27


                 科学ジャーナリストの5656報告からの転載 了解済み                       10/05 21:47

Re:Weeping in the Rain  伊波普憂那門

又、偉大な先達が逝く。今夜激しく雨が降っているようだ。亡父も嗜好した酒、ジョージさんは本と酒を友とした。敬愛する彼等を回向する為に酒を呑み、限られた時の中で書を携え、俺は何処へ行く。http://www.youtube.com/watch?v=rQVNODo8tYU
 
 
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